長時間のフライトを経て、ついに太平洋を越え、北米カナダの地に足を踏み入れました。大冒険を始める前に、最初に迅速に済ませるべきことがいくつかあります。私自身の経験をもとに、台湾や日本からカナダへ渡航する方の多くが最初に降り立つバンクーバー国際空港を起点に説明します。

最初にやるべきこと
- 就労ビザの切り替え
- 社会保険番号(SINナンバー)の申請
- 携帯電話の契約
- 住居探し&仕事探し
- 銀行口座の開設
ステップ①:就労ビザの切り替え
空港到着後、すぐに**入国管理局(Immigration)**のカウンターへ行き、以下の2つの書類を提示して就労ビザを取得しましょう。これがないと合法的に働くことも、自由にカナダを出入りすることもできません。
- POEレター(Port of Entry レター / ワーホリ許可証) → 必ず印刷して持参
- パスポート
アメリカはカナダの隣にあり、旅行の機会も多いですが、**シェンゲン協定のように自由に行き来できるわけではありません。そのため、事前にESTA(電子渡航認証)**を取得しておきましょう。カナダ入国前にアメリカを経由する場合も必要です。
また、アメリカからカナダに戻る際は、就労ビザを事前に準備し、すぐ提示できるようにするとスムーズに入国できます。
ステップ②:社会保険番号(SINナンバー)の申請
バンクーバーに到着したら、翌日すぐにVancouver – Sinclair Centre (Downtown) のService Canada Centreへ行き、**社会保険番号(SINナンバー)**を取得しましょう。
**これは仕事探し、確定申告、銀行口座開設に必須の番号です。**発行されるのは紙1枚のみなので、厳重に保管し、雇用主・銀行・政府機関以外には絶対に教えないようにしましょう。
ステップ③:携帯電話の契約
仕事探し、銀行口座開設、住居探しにはカナダの携帯番号が必要です。カナダの主要キャリアは以下の4社です。
- Telus
- Bell
- Rogers
- Shaw Communications
台湾の中華電信はTelusと提携しており、アルバータ州の**Isle Lake(アイランド湖)**のような田舎でも安定した通信が可能だったため、私はTelusを選びました。
ステップ④:住居探し&仕事探し
カナダのホテルは非常に高額で、ホステルでもかなりの費用がかかるため、早めに住居を確保するのが賢明です。
バンクーバーで探す場合、「人在温哥华(VanPeople)」などの現地サイトを活用すると便利です。私自身は、到着2日目に住居を見つけ、4日目には仕事を見つけることができました。
なお、バンクーバーは中国語を話す人が多く、看板もほとんど中国語なので、あまり「海外に来た!」という実感は湧かないかもしれません。

📍 Canmore(キャンモア)をおすすめ!
**「せっかくならカナダらしい大自然を満喫しながら働きたい!」という方には、アルバータ州のリゾート地Canmore(キャンモア)**がおすすめです。
Canmoreは人気の観光地で、ホテルなどの仕事が多く、寮付きの職場もあるため、家賃の心配が減ります。
アクセス方法
- Rider Expressでアルバータ州最大の都市**Calgary(カルガリー)**へ移動
- FlixBusを利用してCanmoreへ移動
ステップ⑤:銀行口座の開設
カナダで働く際は、給与の振込口座が必要です。また、将来的に帰国後に確定申告の還付金を受け取る場合にも、カナダの銀行口座を維持する必要があります。
私はTD銀行で口座を開設し、給与振込・生活費の管理に利用しました。
- 口座開設に必要なもの
- 社会保険番号(SINナンバー)
- 現住所(住居証明)
- 雇用主の情報
住居と仕事が決まってから開設するのがベストです。
いよいよカナダ生活の大冒険がスタート!
これらの準備が整えば、カナダでの新しい生活が本格的にスタートします。ワーホリ生活を存分に楽しみましょう! 🎉
Leiowlをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。